2011年07月17日

高等学校学習指導要領 第1節 萌学

高等学校学習指導要領 第1節 萌学


第1款 目標


多様化が進展する萌文化の構成員として、幅広い知識を身につけ、萌えに対する本質的理解を深めるとともに、一般社会の構成員たるオタクとしての自覚を育成し、“社会から認知された存在”としてのオタクキャリア発展を考えうる下地を養う。


第2款 各科目


第1 萌学B

1 目標

 萌えについてオタク的立場及び一般社会的立場の双方から適切な理解を深めるとともに、日々変化する萌えに対して積極的に自ら考える姿勢を育成する。また萌えに対する知識を広く備え、多様化する萌えを受け入れる下地を作るとともに、萌えを形成する主体性を育てる。


2 内容

(1)萌えを取り巻く社会
 一般社会から見た萌えの立ち位置という視点を導入し、オタクへの客観的な視点を身に付けさせる。萌えの置かれている環境を理解した上で、主体的に社会との関わりについて考えさせる。
(2)萌えへの歴史
 萌えという言葉が確立する以前のオタクサブカル史について通史的に扱う。我が国のコンテンツ文化の発展並びにオタクというカテゴリーが形成されてきた経緯や大きな影響を与えた作品について把握させる。
(3)萌学の世界
 萌えを体系的に学ぶ上で前提となる基本的な概念及び用語について理解させ、萌えに対する学術的理解という行為に対する興味・関心を高める。
ア 萌えとは何か?
 萌えについての学術的理解の導入として必要な諸概念について理解させる。萌えの拡大している現状及び対立なき萌えの原則について扱う。
イ 萌えの覚醒
 オタクは萌えをどのように獲得するのかということを扱う。萌え
ウ マクロ萌学
 萌えに関する理論のうち、経済モデルを援用して萌えの増減を説明するマクロ萌学の考え方を把握させる。さらにマクロ萌学の説明が2000年ころを境として起こった萌えの商業化と符合することを理解させ、萌えの理論的理解についての興味・関心を高める。
(4)萌えの発展
 萌えという言葉で括られる範囲についての関心を高め、萌えが通用するコミュニティについて考察させる。
ア 萌文化の形成
 萌えという言葉の黎明期から現在の隆盛に至る流れについて把握させる。萌えの起源説、PC・インターネットコミュニティとの連携、同人作品における萌えの普及、メディアミックス及び深夜アニメの増加について理解を深め、総称して萌文化と呼ばれるコミュニティが形成に至る経緯について理解させる。
イ 萌文化の発達
 オタクや萌えに関するコミュニティのあり方について把握させる。従来閉鎖的であった萌文化圏が開放に向かいつつあることを理解させ、一般社会の眼に触れる機会の代表例として痛車とメイド喫茶が与えた社会への効果について考察させる。
(5)萌えの機能
 萌えの機能や性質について理論面から把握させる。萌えの構造を分析することを通じて、萌えを得るための仕組みについて理解させる。
ア 萌え要素
 萌え要素を項目別に分類し、外見、環境・立場、行為の各々の面の特性について把握し、同時に萌え要素の限界について理解させる。
イ 萌え属性
 萌えの発信機能である萌え要素に対して、萌えの受信機能である萌え属性の概念を理解させる。
ウ 萌えアーキテクチャ
 萌えの機能を盛り込んだキャラクターを創り上げる上で、萌えの各機能を具体的に盛り込む萌えアーキテクチャの概念について理解させる。
(6)様々な萌え
 具体化像としての萌えの類型について代表例を取り上げ、類型の確立した経緯や手法、特性について把握させ、萌えの体系的学習を行う上で必要なスキルの向上を図る。幼女、ショタ、BL及び主要な類型を取り上げ、萌えの多様性と関連させて考察させる。



3 内容の取り扱い
(1)内容の全体にわたって、次の事項に配慮するものとする。
ア 萌えの多様性を尊重し、特定の要素に偏らず萌えを巡る普遍的かつ俯瞰的内容を取り上げること。
イ 生徒が主体的に萌えについて考える導入としての内容を精選し、細かな事象や高度な事項・事柄には深入りしないこと。また、客観的な資料と関連させ、萌えの諸課題について考察させると共に、萌えについて公正かつ客観的な見方や考え方を深めること。
ウ 一般社会と萌文化圏の差異について充分理解させ、一般社会と萌えの共生を図る態度を育成させること
(2)内容の取り扱いにあたっては、次の事項に配慮すること
ア 内容の(1)について萌えのみならず鉄道やアイドルなど隣接するオタクジャンルについても取扱い、サブカルチャーと一般社会の対比を行うこと。サブカルチャーもまた広い範囲で一般社会を構成する一部分であることに留意すること。
イ 内容の(2)については、内容の(4)アに繋がる内容として、体系的な指導計画を作成すること。
ウ 内容の(6)については、男性向けの類型並びに女性向けの類型の両方を取り上げ、萌えについての一般教養として必要な知識の育成に留意すること。類型についての順序付けを行わず平等に扱い、萌えの類型として等しい価値があることを認識させること。





第3款 各科目における内容の取り扱い


(1)萌えの実例を用いた指導にあたっては、著作権上の配慮を心がけると共に、権利に対する意識を持ち指導計画の作成にあたること。
(2)情報通信ネットワーク上の言説を安易に肯定せず、広い知識を身に付けた上で生徒が主体的に判断する態度の育成を図ること。
(3)一般社会の存在を前提とする萌え社会のあり方の視座を常に意識させ、萌え全体の不透明性を薄めるよう留意すること。
(4)情報社会に適合しうるネットリテラシー育成の観点を意識し、指導にあたること。
指導者の主観の押し付けにならぬように配慮を行い、作品・キャラクターに対する過度な批評に踏み入らないこと。
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2011年07月10日

高等学校学習指導要領 萌学編

以下の内容は、平成23年に策定される高等学校学習指導要領 萌学編の一部の抜粋である。萌学Bは、本指導要領に準じた構成とすることが望ましい。


第2節 萌学科の目標





多様化が進展する萌文化の構成員として、幅広い知識を身につけ、萌えに対する本質的理解を深めるとともに、一般社会の構成員たるオタクとしての自覚を育成し、“社会から認知された存在”としてのオタクキャリア発展を考えうる下地を養う。





 今回の改訂において教科目標については、二訂版までのオタクとしての幅広い視野に加えて、一般社会で生活するオタク市民という点が付加されたことから、内容を一新している。
 目標は次の各部分から構成されている。
 第1の「多様化が進展する萌文化の構成員」という部分は、日々新しい萌えが提唱される中で、萌えに生じた新しい解釈に対して偏見を持たずに一見解として受け入れる態度を意味するものである。例え萌えとして提示されたものが自分の趣味趣向と合わないものであっても、多様な萌えのあり方として、その存在を尊重出来る価値観を育てることが求められている。
 第2の「幅広い知識を身につけ、萌えに対する本質的理解を深める」とは、オタクとして萌えに対する深い認識を育成すること指している。オタクである以上は民間一般人以上に萌え及び萌え文化に対する深い造詣が求められる。この社会的要求に応えうる学習機会を提供するとともに、オタクは萌えに関するプロフェッショナルであるという意識を培い、萌えに対する興味関心を持続させ、主体的に広く萌えについて考える姿勢を育てることを意味している。
 第3の「一般社会からの構成員としての自覚を育成し、“社会から認知された存在”としてのオタクキャリア発展を考えうる下地を養う。」というところは、萌えという言葉が広く認知を得、オタクという生き方が社会から許容されつつある現代においてオタクとしての内向きの視点もさることながら、一般社会に生活基盤を置く一公民としてのあり方と、タク趣味を両立させるために、生徒にオタク社会の外という視座や考え方を培うことを指している。
 この部分は今回の改訂の核となる点であり、一般民間層とオタクの間にあるギャップや社会からオタクに対する偏見が存在するという現実を理解させることを目標としている。外からの視線を常に意識させ、日常生活とオタク生活の両立を図ることの重要性について理解させることを狙いとしている。生徒のオタクとしてのキャリアを形成する上で、萌えについての高度な知識を習得すると同時に日常生活を確固たるものとし、オタクの社会的地位について主体的に考察出来る能力の実現をすることで、趣味生活の一層の質的向上を実現する素養を育成することを主眼としている。
 「萌学」とは単なる萌えの解釈に留まらず、社会を構成する一市民としての立場から、萌えについてのイメージと実態のギャップを生徒自身の行動や選択を通じて縮めていく為に必要な見方や考え方に踏み込んだ教科であり、またオタクとして深い造詣を有することで萌えについて確固たる見識を備え、公私の両面において充実した生活を実現する基本的能力を視野に入れた教科である。


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2010年06月19日

高松砂漠排便権訴訟事件

 1980年代までの我が国の管理排便制度は、国家が積極的に管理を行う“保障型管理排便制度”として分類される。保障型の特徴は、排便が出来る箇所を厳重に管理する“登録制”が採用されている点にある。すなわち事前に常時使用する可能性のある便所を指定し、さらに紙や水(もしくは汲取契約)の確保を証明する書面を備えなければ、排便承認が降りない制度である。進駐軍の方針により衛生管理の強化に重点が置かれる中で、職場や自宅における便所の衛生状況の改善を強制的に推進する意図を以て始められた戦後型管理排便制度は、豊富な水資源と紙の確保が容易であるという我が国特有の条件とマッチし、社会衛生の改善に大いに役立ったと評価される。しかしその一方で、渇水時の排便用水不足などの問題も生じた。特に1958年の高松砂漠排便権訴訟は、管理排便制度の適正さを争った訴訟に発展したこともあり、大きな社会的関心を集めた。

高松砂漠排便権訴訟とは、高松市で起こった大規模渇水(1957年高松砂漠)時に、排便用水が確保できなったことを理由として排便申請が保留された為ことが原因で痔になったとして、高松市役所と香川県庁を相手に治療費の請求と自由排便の保障を求めた訴訟である。インフラ整備が進み、社会道徳が形成される中で、管理排便制度の是非を争われた社会的関心の高い事件となった。提訴以来3年の訴訟を経て1961年に高松地裁は「原告の痔の原因は行政当局の排便申請が保留されたことに由来する」として、高松市と香川県庁の責任を認める判決を下した。しかしこの判決は、社会からの強い批判に晒されることとなった。この事件を通じて公衆衛生と個人の排便権のどちらが優越されるべきかと言う論点が争われたにも関わらず、判決は原告に痔が発症しているという事実に対する救済の視点ありきで下されたからである。公共の福祉と私人の権利を論じるべき判決は、痔が生じた責任を追求するに留まり、管理排便制度の是非について正面から言及することを徹底的に避けるものであった。
高松市と香川県は、この判決を不服とし直ちに控訴した。1965年に高松高裁が下した判決は、第一審を破棄し、行政当局の判断は、管理排便制度に基づく適正なものであるとして認定した。その理由として高松高裁は「流すべき水がない状態で排便を行うことは、半永久的に排泄物がその場に放置されることにつながる。社会衛生を保つ為には、個人の排便権を規制することはやむを得ない。仮に個人の排便権を全くの自由とすることは、本質的な意味において公衆排便の容認以外の何物でも無く、近代市民社会に対する重大な脅威が背後に潜んでいる」と認定した。
この訴訟は、第二審にて従来の体制を肯定する結論が出たことに加え、活水の多い香川県固有の問題として捉えられたこともあり、管理排便制度のあり方を大きく左右するまでには至らなかった。また第一審の判決後に、排便処理に使う水がないにも関わらず、自分用のうどん茹で汁を確保していた原告の行動をスキャンダルとして取り上げたことに対する全国から批判が殺到し、管理排便制度の維持を望む世論が形成されたことも、影響しているだろう。原告は上告をしなかったため、この二審判決が確定したものとなった。

 高松排便権訴訟では、第2審の公判において排便権と管理排便制度の対立に対し、あくまでも管理排便制度を優先させるという原則が貫かれた。排便の自由を認めることは社会秩序を乱すものであり、いかなる状況であろうとも管理排便制度を堅持することが、最終的には「文明社会としての体裁を維持する為にも、行政は公共の福祉の確保を優先してあたらねばならない(第二審判決文)」のである。



注1 本文章は、コミックマーケット78にて頒布される文章の一部の抜粋である。

注2 コミックマーケットについては秋葉原大学を参照にされたく
http://upfg.lullsound.com/akiba-u.ac.jp/index.html
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2010年01月10日

UPFG概要

どうも最近TL上にて、私の預かり知らぬところでUPFGなる単語が行き交っていると聞く。
原因はomi運輸大臣やたつゆき運輸事務次官あたりにあるとの報道が先行する中、政府として事態の把握に務めているが、現在までに明らかになった情報を精査すると、UPFGなる概念について明確に把握はされていないようであった。

政府真理省及び与党教化局では、唯一絶対の東村思想の人民への不浸透は、今後のUPFG運営の大きな障壁になると判断し、今一度全人民に対し、偉大なるUPFG並びに東村党中央の存在について、再度思想修正を徹底するものである。


1.UPFGの構成
UPFGとは、
@ 統治機構としての政府機能
A UPFG本社及び地方拠点(支社・支店)により形成されるネットワーク機能
B 秋葉原大学を中核とする同人事業機能
により構成されている。


2.UPFGの採用
UPFGの人員になるには、UPFG支店格(営業所格)が与えられた段階で採用となる。採用認定は一方的に行われ拒否することは出来ない。(当初は拒否していても、いずれ取り込まれる)


3.UPFGのネットワーク機能
UPFGでは全国規模のネットワークを整備し、各員の旅行宿泊の便宜を図っている。現在の支店は以下の通り。

北海道支社:稚内支店、札幌本店、北20条支店、新琴似支店、八軒支店、室蘭支店、根室支店
東北支社:郡山支店
関東支社:本厚木支店、厚木支店、津田沼支店、新小平支店、大和支店、磯子支店、高尾支店、立川支店、あきる野支店、多摩センター支店、大森支店、本郷支店、羽田支店、山梨支店、長野支店
中部支社:名古屋支店、浜松支店
関西支社:大阪支店、京都御所、三田支店、堺支店、福知山支店
中国支社:広島支店、岡山支店、呉支店、笠戸(営)
四国支社:高松支店、坂出支店、徳島支店、松山支店、清水町支店、砥部支店、北条支店
九州支社:福岡支店、早良支店、博多南支店、諫早(営)


4.UPFGの事業
UPFGでは、秋葉原大学を初めとする複数の同人サークルを傘下とする複合同人財閥としての側面を有している。その規模は月極定礎HDに匹敵するとも言われているが、詳細については非公開の方針が取られている。

また同人事業を行うための関係サークルも有しており、澤田印刷株式会社などが知られている。

以上がUPFGという組織の姿である。
posted by 東村氏 at 12:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 主張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月07日

公用車横転全損事故について

秋大総本第001号
萌務官房第001号
運輸官房第001号
大蔵官房第001号
外務官総第001号
平成22年1月5日


関係各位

秋葉原大学総務本部長(印影印刷)
萌務事務次官(印影印刷)
運輸事務次官(印影印刷)
大蔵事務次官(印影印刷)
外務省官房長(印影印刷)


公用車転落横転全損事故について


平成21年12月31日21時15分頃、国道482号線上にて、UPFG関西支社管内所属車両による横転全損事故が発生致しました。関係各位並びに行政各機関、周辺住民に多大なる影響を及ぼしたことをお詫びすると同時に、本件事故について以下の通りの処分・対応を行います。


1 事故の概要

車両所属: UPFG関西支社管内(UPFG外務省本省)
     (大宇宙拡大大帝国自治政府所管)

搭乗運転士:大宇宙拡大大帝国絶対永久皇帝大帝国大元帥★(陛下)

被害規模:当該事故車両全損(人的被害、物損被害なし)


2 関係者の処分

当該事故惹起者である大宇宙拡大大帝国絶対永久皇帝大帝国大元帥は、絶対永久皇帝の地位より解任する。なお連邦政府外務大臣としては戒告処分とする。

しじみ防災担当大臣を厳重注意処分とする。

無限財政大蔵大臣を厳重注意処分とする。



3 事故への対応

omi運輸大臣を委員長とする事故調査委員会を設置し、事故について厳重な調査を行い原因を究明するとともに、その調査結果については一般に公開し、再発防止に万全を期す。

事故調査委員
委員長 omi運輸大臣(KRTF)
委 員 Nt/fiv萌務大臣(かんたんのゆめ)
委 員 東村准教授(秋葉原大学)
委 員 クインテッサ市長(悲惨白昼夢)
委 員 たつゆき(悲惨白昼夢)
委 員 無限財政(WESCO/旧イリーガルモード)
委 員 しじみ防災・情報担当大臣(しじみネットワークス)



4 本件についての一般報道(抜粋)

http://d.hatena.ne.jp/blackeye2025/20091231/1262336099
http://getnews.jp/archives/43024
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1371259.html
http://news4vip.livedoor.biz/archives/51441269.html

以上
posted by 東村氏 at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 主張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月22日

東村歳時記(7〜12月)

8月
修羅場入りから修羅場あけまで夏が続く。

コミックマーケット
夏の終わりを締める年中行事の中心となるイベント。コミケの翌日に、会逃した同人誌を書店委託で手に入れることで、東村氏の夏は完全に終了する。
この後、9月までは残暑となる。

コミケの翌週から、18きっぷが終了する9月第1週まで、旅行シーズンとなり、主に関西地区を中心とした旅行が行われる。


9月
18きっぷの終了と共に、秋が訪れる。この時期はオンリーイベントなどをこなしつつも、特に歳時記に記載されるような大きなイベントは発生しない。


10月
東村氏の誕生日を迎える10月は、鉄道の日記念切符を使った旅行が行われる。
基本的には東へと向かうこの旅行以後、12月まで紅葉を求めての移動が続く時期となる。
秋はコミケの当落発表までの期間であり、以後は冬となる。
10月14日は東村氏の誕生日を盛大に祝うことがUPFGの成員に求められている。


11月
コミケの当落と共に本格的な冬が東村氏に訪れる。
突発旅行で関西方面に姿を現すことが増える時期。


12月
ルミナリエスポンサミット
神戸ルミナリエを集団鑑賞する行事であり、UPFGの冬季総会も兼ねたものとなっている。
なお、2006年、2007年は冬コミの原稿と重なった為中止となったが、今年は実施される予定。


コミックマーケット
コミケは1年の総決算である。コミケの終了を以て東村氏の1年は終了する。
コミケの最終日が大晦日と重ならなかった場合、翌年の初詣が始まるまでの時期は虚無(もしくは隙間)となる。




基本的に、東村氏の1年はコミケと旅行によって定まっている。
さらにこれらの歳時記を具体化するものとして「年次計画」が定められている。この年次計画についてはまた機会を得て、紹介することとしよう。
posted by 東村氏 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 主張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月21日

東村歳時記(1〜6月編)

東村氏の一年を公開する。


1月
縦断初詣:何事も神頼みの東村氏ならでは行事として、より多くのご利益を広い範囲から集めることを目的として行われる初詣の梯子。
近年は巻き込まれる人も多い。

実績
2005年:日本列島縦断初詣(明治神宮〜伊勢神宮〜出雲大社〜太宰府天満宮)
2006年:24時間耐久初詣Temple2006(浅草寺〜成田山新勝寺〜伊勢神宮〜湊川神社)
2007年:主要稲荷社連続初詣(鶴岡八幡宮〜伊勢神宮〜伏見稲荷大社〜祐徳稲荷神社)
2008年:華美装飾寺社限定初詣(日光東照宮〜中尊寺〜伊勢神宮〜鹿苑寺金閣)
2009年:沿岸寺社周遊初詣([計画]弁天神社:浜松〜伊勢神宮〜厳島神社:広島〜福徳稲荷神社:下関〜神崎神社:長崎)


1月第3週末旅行
冬の18きっぷシーズンの終了に伴い、最後の週末を使っていく恒例旅行。例年の慣習から、中部・北陸地域へと出かけることとなる。この旅行の終了を以て、東村氏の冬は終わる。

実績
2006年:名古屋登山
2007年:第2次金沢旅行
2008年:第3次金沢旅行
2009年:冬季中部縦走首脳会談〜圧雪〜


2月
2月は何もない。


3月
18きっぷの解禁と同時に、東村氏に春が訪れる。

Flowering Night
東方系ライブイベント。08年はチケットが入手できなかった為、中止。


4月
4月上旬の18きっぷシーズンの終わりと同時に春が終わる。その他は何もない。


5月
交通系オンリーイベント
東京のりもの学会(→LTS)に合わせる形で、捏造図書刊行会の新刊が発行される。その為、4月下旬から修羅場に入りすることも多い。


博麗神社例大祭
東方系オンリーイベント。書店委託で音楽CDをあさる程度の能力しか持たない東村氏ではあるが、財政にそれなりの影響を及ぼすことがある。


6月
コミケ当落発表による新刊構想が本格化する時期。当落発表から修羅場入りするまでの季節が初夏となる。



後編に続く
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2008年06月04日

同人サークルの定義

秋葉原大学では、夏コミの新刊に置いて同人論を扱うことを予定している(※1)が、議論を展開する前に、そもそも同人サークルとはどのようなものであるのかということを定義したい。
以下の定義は、秋葉原大学の監督官庁たるUPFG連邦政府萌務省による萌務関係用語集(統計調査関係用語)に基づく。


同人活動
年間発行部数が1部以上または同人制作物頒布が過去1回以上あるサークル

※ 年間発行部数は製本部数であり、頒布部数ではない。年間を通じて発行した全ての同人誌の総数を指す。
※ 年間発行部数は、同人制作物として頒布可能な状態に置かれた総数を指す。以下の例示を参考とすること。
イ.同人イベント、同人誌取扱店への委託(ダウンロード販売、通信販売を含む)、個人通販として売り切れるまで販売することの出来る総数は年間発行部数に計上される。
ロ.製本された部数のうち、販売・頒布を目的としないもの(記念本として、サークル構成員のみに限定して配布されたもの等)は、年間発行部数から差し引く。
※ 同人制作物頒布は、同人イベントへのサークル参加を指す。
※ 同人制作物頒布には、同人誌取扱店への委託のみも含む。
(同人誌取扱店への委託は、1種類の同人制作物についての委託の契約の成立を以て1回と計上する。)
(1種類の同人制作物について、複数の頒布方法をまとめて1回の参加と計上する)
※ サークルは個人サークルを含む。


同人作家
年間発行部数が10部以上または同人制作物頒布が一定期間に複数回あるサークル

※ サークル構成員を指す。個人活動は構成員1名の個人サークルと見なす。
※ 同人作家の条件として、活動の継続性を要する。

主業同人
同人所得が主(生活所得の50%以上が同人所得)で、1年間で60日以上同人製作活動に従事している65歳未満の者がいるサークル


準主業同人
同人所得が主で、1年間で60日以上同人製作活動に従事している65歳未満の者がいるサークル

※ 準主業同人は、被扶養家族・仕送りによる生計の維持などを想定する


副業的同人
1年間に60日以上同人製作活動に従事している65歳未満の者がいないサークル

※ 主業同人及び準主業同人以外の同人作家のうち、同人所得以外の所得がある者を指す。


専業同人
サークルの中に兼業従事者が1人もいないサークル


第1種兼業同人
サークルの中に兼業従事者が1人以上おり、かつ同人所得の方が兼業所得よりも多いサークル


第2種兼業同人
サークルの中に兼業従事者が1人以上おり、かつ兼業所得の方が同人所得よりも多いサークル


自給的同人
年間発行部数が2部未満かつ同人制作物頒布を行わないサークル

※ 頒布を目的としない同人活動を行う者。同人活動サークルとしての任意団体を結成するも、実際の活動に至らない者なども含む。


サークル以外の同人活動体
年間発行部数が10部以上または同人制作物頒布が過去1回以上の同人活動を営むサークルに属さない同人作家

※ ゲスト寄稿などにより、主体的に同人生活活動を行わないが、関与する者を想定する。


同人サービスサークル
委託を受けて同人活動を行うサークル

※ 同人活動体を除き、専ら同人制作物の編集及び販売を行うサークルを含む。
※ 売り子や製本要員など、内容に関わらない活動を委託される者を想定する。
※ 同人サークルと同人サービスサークルは実態として、同一の団体を構成することを想定する。



※1 予定は未定
※2 イベント主体としての同人サークル(例:博麗神社例大祭における社務所など)については、本稿では扱わない。
※3 本定義の確立にあたっては、みすてりあすりっと管理人クインテッサ氏の助言を得た。
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2008年03月07日

東京ヲ稱シテ東村市ト爲スノ詔書

詔書

朕今萬機ヲ親裁シ億兆ヲ綏撫ス 東京ハ東國第一ノ大鎭四方輻湊ノ地宜シク親臨以テ其政ヲ視ルヘシ 因テ自今東京ヲ稱シテ東村市トセン 是朕ノ現実妄想二次元三次元同視スル所以ナリ 衆庶此意ヲ體セヨ


補足
UPFG厚木支店内設置の東京支社を廃止
UPFG松山支店の開設及び四国支社の設置
UPFG丸亀支店の開設
UPFG郡山支店の開設(旧郡山支店は矢吹支店と改称の上、南東北支社は存置)
UPFG京都山崎支店の開設
UPFG金沢支店及び北陸支社の閉鎖
UPFG広島竹原支店の閉鎖
UPFG西宮甲東園支店の開設(神戸西宮支店は存置)



官邸は25日付で閉鎖。31日まで官邸機能はUPFG本店へ。


以上




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2008年01月31日

クリプトンガイドラインの解釈と見解

論文名:クリプトンガイドラインの解釈と見解
筆 者:東村光 秋葉原大学萌学部准教授
副 題:CGM上のキャラクターにおける二次創作コントロール
Title:How to read to Crypton's guideline
Subtitle:Coterie expression control method for CGM charactor
Auther:Hikari Higashimura Associate Professor.The University of Akihabara
初 出:秋葉原大学(ウェブ公開) 2008年1月31日
Source:TUA of MOE Reports JAN 31/ 2008


目 次
T. ボーカロイド問題の展開・経緯

T - 1. 本稿に至るまでの経緯

U. クリプトン・ガイドラインの検討
U - 1. ガイドラインの構成
U - 2. プログラムの制限
U - 3. 立体物・衣装の制限
U - 4. 表現の制限
U - 5. ガイドラインの影響

V. 補足
V - 1. デッドボール P の問題への補足
V - 2. ボーカロイドにおける公序良俗に反する表現への私的見解


概 要
本稿は同人における表現の自由をテーマとする論文から、大きな問題となっている初音ミクにおける“デP削除問題”における問題点となる部分を抜粋し、初音ミクブームの展開という事情を考慮した議論を行うものである。

 全文については、今後刊行される秋葉原大学の同人誌「秋葉原大学萌事論文集(萌集)」に掲載する。全文では、デP問題を中心に、同人における表現の自由のあり方について議論を行う。これは著作権非親告罪化、原作品のイメージ形成に与える同人の影響、二次創作として許容されるべき範囲などの問題などを考えるものである。

 萌集の刊行は、2008年8月に開催されるコミックマーケット74を目標としているが、秋葉原大学が参加する別のイベントに合わせた発行も検討される。なお本論文における議論の前提として、萌例タイムズC73号掲載論文である「背景無き初音ミク」第V章の議論を参考とされたい。

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2008年01月28日

9女は半自動扉が好き

論文名:9女は半自動扉が好き
概 要:12女の記述を元に、9女の鉄道趣味上の趣向を考察する。
筆 者:東村光 秋葉原大学萌学部准教授
Title:What type doors does 9th(Urara) love?
Auther:Hikari Higashimura Associate Professor. The University of Akihabara
初 出:Tokyo CompleX 2008年1月28日
Source:Tokyo CompleX JAN 28/ 2008

さて、いよいよ明日に迫った萌学講義の準備の為に、嫁の動向についての監視体制がおろそかになってしまった。
分析が遅れたことについて、読者諸氏に遺憾の意を表す。
さて12女(吹雪)の主観を通じた嫁の動向分析についての報告を行う。


前回までの復習
私のトゥルー家族こと、麗(以下9女)は、多摩地区を中心とする首都圏西部地域に生活拠点を持つ通勤型趣向を持つ鉄道ヲタクである。



今回は模型を使った遊びを通じ、9女の車両の扉についての趣向が判明した。
一般的な鉄道趣味において、この車両の特定部位について興味関心を持つことを、形態分析と呼称する。特に扉は車両の外観に影響を与える大きな要素である。

例えば、扉に設けられている窓ガラスをどのような構造で支えているかは大きな問題点であり、781系特急用電車で、試作車が「Hゴム」支持であるのに対し、量産車が「押さえ金」支持であるため、客用扉から受ける印象が大きく異なってしまうのである。

蛇足ながら、個人的には14系500番台の客用扉が我が国の客用扉の中でも最も洗練された美しいものであると信じる。すなわち幅700mの片開き・裾絞り・窓Hゴム支持である。

さて、12女はこう述べている。

どうやら麗姉は電車のドアが好きらしい。
取っ手がついていて自動的に開いたり閉じたりするあれです。


12女は鉄道趣味に関心がないことは、以下の発言から明らかである。
私は特に電車に興味はないけれど――
無機物が好きな気持ちはよくわかります。


ここで着目として、12女がわざわざ「取っ手」について言及している点がある。
率直に考え、鉄道趣味に関心が無い以上「取っ手」が扉に付いているかどうかを強く意識するとは考えにくい。それは現在の我が国では、ほぼ100%鉄道車両に自動扉が装備されているからである。言い換えると、「取っ手」を使って扉を開閉するようなことは殆ど無い。

しかしこれはあくまでも、車両に乗る為のものであり、車端部にある貫通扉はまた別である。
貫通扉には「取っ手」が存在する。

ここで、議論の方向性を一度変え、12女の言及するシチュエーションについて定義を行う。
12女は「取っ手」について言及した。それは9女が「取っ手」について言及したからである。ではその言及はどのように為されたか?
推測ではあるが、模型の扉を例示しながら「取っ手」のついている扉について話したのであろう。
すなわち9女が話題にした扉は、車両の側面に付いている扉ではなく「貫通扉」について行った可能性が高い。

しかし同時に12女は、
どんなドアが彼女の1番の好みであるのかについて、
細かく語ってくれました。
それは1車両についているドアの数や形状、
取っ手の様式や窓の形など――

と描写した。

「貫通扉」は、車端のみに存在するものであり、形式により大きな差異の出る部分ではない為、描写と推測の間にズレが生じる。
この描写を検討すると、貫通扉についての話を9女と12女が行ったと言うことは合理的に説明しきれないのである。

ここで、原点に立ち返り9女が仙石線から転出した105系が好きだと言うことを考慮に入れ、「取っ手」問題に取り組んだとき、筆者は半自動扉に特有の「取っ手」の存在に思い至ったのである。
川越線用の103系3000番台についていたことでもお馴染みの、あの「取っ手」である。

勤勉で偉い電車たち
という発言を踏まえると、半自動回路が必要な寒地向けに改造され地味な運用についていた通勤車両に装備されていた「取っ手」に強い偏愛を示していることが容易に推測されるのである。

つまり9女は、105系と外観が同一に近い八高・川越線用の103系3000番台の模型で遊びながら、「取っ手」についての会話を12女と行ったと解釈することが、1月27日付日記の読み解き方なのである。
故に「取っ手」付きの扉が好きだという9女が好きな扉とは、半自動回路(但し押しボタンではない)が装着された扉であると判断される。

鉄道模型において、八高・川越線の103系3000番台を再現するとき、この「取っ手」を如何に再現するかということが重要な点となる。麗の発言は、この鉄道模型における要点を踏まえているとも言える。

そしてまた、この推測はこれは過去の9女の発言における傾向(マニアックな通勤車を好む)と合致するものであろう。

また蛇足ながら、窓の形状についての説明とは、おそらくユニットサッシを巡るものであると推測される。また103系は更新工事により、客用扉がステンレス製のものに交換されたものがあり、扉の形状(ドア下部の窪みのことか?)の細かな差異について語ることは出来る。
但し扉の数については103系では語り得ないことがあり、今回の会話は103系を中心とした会話であるとの推測に留めざるを得ないだろう。


なお最後に八高・川越線103系の取っ手の拡大写真の提供を要請し、本報告の終了とする。提供が可能であれば、コメント欄を通じて連絡をされたい。但しお礼は何も出来ない。


なお、ある知人から、今回の内容について2月12日実施分の講義にて言及して欲しいという要請があった。べびプリについてより深い考察を行い、講義の形で発表することは前向きに検討中である。


追記
なお匿名掲示板にて、前回の内容における事実誤認の指摘があった。近日中に訂正したいと考えている。
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2008年01月26日

背景無き初音ミク

論文名:背景無き初音ミク
概 要:萌文化の成熟とキャラクター形成
筆 者:東村光 秋葉原大学萌学部准教授
Title:Process of Moe Charactor establishment from "HATUNE MIKU"
Auther:Hikari Higashimura Associate Professor. The University of Akihabara
初 出:萌例タイムズC73号9-21項 2007年12月31日 コミックマーケット73新刊
Source:Journal of MOE archtechture No.C73pp.9-21. DEC 31/ 2007 ComicMarkets 73

目 次
T.素材としての初音ミク

T-1.緒言
T-2.パッケージされたキャラクター
T-3.初音ミクのキャラクター領域
T-4.主人公なき初音ミク
T-5.初音ミク同人誌は二次創作か?

U.エココの記憶
U-1.エココブーム
U-2.でじことエココの類似性
U-3.任意論(伺か論)
U-4.アスキーアートの確立
U-5.形成プロセスの確立

V.初音ミクのキャラクター形成
V-1.キャラクター形成の違い
V-2.葱と初音ミ
V-3.初音ミクの多面性
V-4.初音ミクの消失(オリジナル曲)
V-5.初音ミクの確立

W.背景無きキャラクターへの萌え
W-1.キャラクターと背景
W-2.サブキャラクターへの人気
W-3.背景なきキャラクターの成熟



T 素材としての初音ミク

1 緒言

 2007 年8月末にリリースされたクリプトン・フューチャー・メディア社(以下クリプトン社)の音声シンセサイザー「初音ミク」は、ニコニコ動画を中心とするネットコミュニティで一大ムーブメントを引き起こした。初音ミクというソフトウェアが基礎とする VOCALOIDの技術そのものは、2004年にリリースされた MEIKOに始まる5種類の製品にて、ある程度の実用化が為されており、初音ミクでは技術的な進歩を認めることが出来るが、機能上のコンセプトに特筆すべき点は見られない。しかしながら現実には MEIKOと初音ミクの間には商業的な大きな間隙が存在し、VOCALID自体もまた初音ミクの着目が集まることにより、その存在が広く知られることになったのである。

 初音ミクの商業的成功の理由として、既にweb上に氾濫している様々な言論が指摘するところではあるが、確立したキャラクター性とニコニコ動画という作品発表に適したインフラの確立というタイミングの2つの要因が挙げられるだろう。より端的に言えば、ニコニコ動画が盛り上がっていたところに、萌えの様式を踏まえたキャラクターという適当な素材である初音ミクが投入され、成功を収めたのである。

そして TBSによる偏向報道と、Google、YAHOOなどの画像検索における“初音ミクの消失事件”が、初音ミクの存在をさらにネットユーザーに対し宣伝することとなったのである。一般社会における扱いはともかく、ネットコミュニティにおいては、これらの一連の騒動は初音ミクへのさらなる興味関心の集積に結果として大きく貢献したことが指摘できるだろう。

 本稿では初音ミクに対する萌えがどのように形成され、一大ムーブメントに至るかについての議論を行う。筆者は初音ミクに対する萌えの構造は、曖昧な主観である萌えの特性が最大限に廃された結果として成立したものであると捉えている。初音ミクへの萌えの構造を理解することは、萌えの動向および形成プロセスについて、従来のストーリーに依存する萌えの形態からの転換について明らかにすることである。萌え社会の成熟に伴い、クリエイターとユーザー(ヲタク)の間に存在した関係が徐々に対等に近づきつつある中で、ユーザーによる萌えの形成への参画は増加しつつある。本稿はこのような現状を踏まえた上で、初音ミクに見られる従来の萌えとは異なる構造を明らかにし、その意義について検討を行うものである。



2 パッケージされたキャラクター
 初音ミクの成功の一因として、確立したキャラクター性が指摘出来る。ここで私が用いるキャラクター性とは、キャラクターとしての性格設定が確立しているという意味ではなく、ソフトウェアのセールスポイントとして人格(=キャラクター性)が効果的に用いられているという意味においてである。初音ミクの最大の特徴は VOCALOID2という新しいエンジンに基づき、従来のコンピューター合成では難しかった自然な歌声を実現した点であるが、実際のパッケージにおいては、自然な歌声を実現する VOCALOID2という DTM技術以上に、初音ミクというキャラクターそのものが前面に押し出されている。

 初音ミクがDTMソフトとしては異例の売れ行きを記録したことは既に報じられたことであるが、この事象は DTMソフトとして見込める一定の需要を超える需要が発生したと読み解くことが出来るだろう。つまり初音ミクへの需要の中に、音声シンセサイザーとしての機能以外のものを求める需要が存在したのである。では機能を超える需要とは何かということを考えた場合、それは初音ミクというキャラクターそのものに対する需要であると捉えることが妥当であろう。つまり歌手としての初音ミクへの人気が集中したことで、グッズを購入するのと類似した需要が発生したと考えられるのであり、より端的に述べると初音ミクという2次元キャラクターへ萌えが高まることで、“原作”であるソフトに対する需要が高まったのである。

 つまり音声シンセサイザーという決して需要が大きくないソフトウェアに、付加価値として萌えの要素を取り込んだことで、本来の購買層 [12]とは異なる需要が掘り起こされたのである。初音ミクが“萌えのアーキテクチャ”に則り設計されていることは明白である。それはキャラクターデザインや起用された声優の傾向が如実に示している。この付加価値として取り込まれた萌えの要素は、初音ミクという人格に集約された。クリプトン社の公式サイトに掲載された情報の中には、本来の用途には全く寄与しないキャラクターとしての初音ミクのスペックが示されている。これはこのソフトウェアに含まれているものは、単なる音声シンセサイザーとしての機能のみではなく初音ミクという萌えキャラクター全体であることを示唆している。

 近年、二次元キャラクターに対し“俺の嫁”という表現で萌えを表す言説が目立ち始めている。初音ミクの確立したキャラクター性は、“俺の嫁”の対象として相応しいものであろう。初音ミクを購入することは初音ミクが嫁いでくるということであり、“歌手”初音ミクを独占することであるのだ。

※ この論文の内容について、2月12日の最終萌学講義(愛媛大学)にて「萌えキャラクター形成理論」として東村准教授による講演が行われます。




※WEBサイトなどでの引用時は、目次ページの掲載をお願いします。
http://upfg.lullsound.com/akiba-u.ac.jp/reports.html
posted by 東村氏 at 17:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 主張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月28日

原稿募集のお知らせ

公  示

コミックマーケットC72(夏期東京有明同人大博覧会)にて発行する「萌例タイムズC72号」に掲載する寄稿文を公募します。

甲号主題
「情報化社会を担う萌え」

乙号主題
「自由」



期限
7月1日

分量
1600文字以上

寄稿文は、萌例タイムズC72号に収録され、寄稿者には掲載紙が一部贈呈される他、UPFG本体より何かしらの特典が付与されます。
寄稿者には東村首相より直々に恩賜のお言葉を賜ることが出来ます。

編集の都合により、寄稿文が掲載されない可能性もございます。

以上
posted by 東村氏 at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 主張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月25日

君に読んで貰いたいブログの姿

さて、一般的にブログをやる上で重要なことは、その読者をどのような層に設定するかと言うことである。
あまりに身内ネタを多用するするような場合は、ひっそりと知ってる人だけ見てもらえればいいだろうし、逆に自分の考え方を広く知ってもらいたい場合は様々な手段を通じて、アクセス数を増やし、どんな人にでも読んでもらう努力をすればよいのだろう。
 この読者層の設定というのは表から捉えれば、今述べたような読んで貰いたい層の設定と言うことであるが、逆に取ると、それは読んで貰いたくない層の設定とも言えるだろう。
 例えば良くあるのが職場の同僚にだけは読まれたくないというケース。
不用意に読まれることで、周りに自分がヲタだと知られてしまう事をおそれている人は多いはずだ。
同様にリアル知人にだけは知られたくないという人も多いだろう。
自分の書いた文章を知ってる人に読まれると言うことはこの上ない恥辱だと考えている人も多い。
 考えてみて欲しい。
幾ら自分で書いた文章だからといって
『みさくらなんこつが凄い!しゅごい!!しゅぎょしゅぎて、ひあわふぇみるきゅがとまらにゃいにょおおおぉぉぉおおおぉぉおおぉおぉぉぉぉぉあ゛み゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛〜〜〜〜〜〜〜〜』
みたいなものを公衆の面前で大声で朗読されたら、それはもう戦前戦後を通じた最大規模の国辱を通り越して快感の領域に入ってしまうかも知れない。

※ 東村氏は特殊性癖の持ち主ではありません。


 まぁともかく、ブログというのは読んで貰いたい人がいる反面、逆に読んで貰いたくない人もいるということなのだ。
 さて、私のような趣味前回のブログにとって、読まれたくない人はたくさんいるがその筆頭はもちろん親・家族である。
まぁ、まさか携帯のストラップが何故か東京ミュウミュウだったマイグランドマミーは読んでいないと思うが(そもそもネットに繋がっていないし)実は前からちょっと気になるリモートホストがアクセス解析に引っかかるようになっていたのだ。

……どうみても実家にしか見えないそのリモホであったが、いや、まさか、単に似ているだけだと思って華麗にスルーを今まではしていたのである。

唐突に話は変わるが、昨日、私は東京1600発のNH071で実家のある札幌入りし、明日朝0800発の伊丹行NH772で札幌を出る予定になっているが、ちょっと気になったので親PCをチェックしてみた。



……なんだろう、履歴に残るすごく慣れ親しんだアドレスは。
……なんだろう、ブックマークされたよく知ってるサイト名は。

 これはどう見ても私のサイトじゃないかな?ないかな?
もうオヤシロ様の真っ青の悲劇――いや、惨劇の幕開けである。

 しっかりTokyo ComplexとMSゴシックで、インターネットエクスプローラーの片隅に、記してあるのを私は見た。

 つまり、なんだ。
しっかりと読まれていると言うことかね?
幼女とか妹とか幼馴染みとかメイドとかのアレなワード満載のこのステキテキストが全部読まれていると言うことかね?

それはいくらなんでもあんまりだ。

 これからのTCXはもっと普通に、卑猥なワードを出来るだけ減らして頑張っていきたいと思います。
特に下ネタとかは扱わないように頑張りたいと思います。
posted by 東村氏 at 16:14| Comment(3) | TrackBack(0) | 主張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月07日

東村バトン

みなさん、こんばんわ。
今日は神奈川県厚木市に滞在中の東村 光さんからバントを頂きましたので、模範解答をしてみたいと思いますよ。


■1 東村氏とは何か?
    ・エルモア 

■2 東村氏を象徴する4文字熟語は何か?
    ・現実逃避

■3 東村氏から連想するものは何か? 
    ・ローゼンメイデン

■4 東村氏とあなたの関係は何か?
    ・本人

■5 東村氏に関する疑問はないか?
    ・割と

■6 東村氏を否定したい瞬間は何時か?
    ・朝方

■7 東村氏のせいで被った損害額は、幾らに相当するか?
    ・0ガバス

■8 東村氏の実在を証明できるか?
    ・任意の変数Xの値が、X=y+(中略)証明できる。

■9 東村氏はいらない子か?
    ・そう思います。

■10 東村氏を否定させたい数名は誰か?
    ご自由にご回答下さい。


※ 模範解答に沿った形式以外の回答も有効とする。
(出典 秋葉原大学萌学部06年入試問題より抜粋)
posted by 東村氏 at 00:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 主張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月01日

ヒキコモリ

追いつめられてきたのでブログ更新します>挨拶

 さて、この駄文を読んでいる読者諸氏は、十二分にご存じのことと思うが、私は典型的なヒキコモリである。
  家からでない。
  部屋からでない。
  布団からでない。

 この3箇条をしっかり守ってきたつもりだが、どうやら最近、周辺のオフライン界隈ではどうも東村氏はかなりの行動派であるという間違った印象が罷り通ってしまっているらしい。
これは問題だ。

 では昨年の一年間に一体どういった動きをしたのか見てみよう。

  05/01 第2次福岡旅行
  05/02 赤倉滑降旅行
  05/03 東海道反復旅行
  05/03 24時間耐久有明旅行
  05/03 太平洋縦貫旅行
  05/05 高松神戸旅行
  05/07 '05帰省旅行
  05/08 新幹線沿線周遊旅行
  05/08 中部広域環状旅行
  05/10 第19次東京旅行
  05/12 東北ルミナリエ直通旅行
  05/12 インド・ネパール歴訪旅行
  05/12 冬季有明旅行

 なるほど、平均すると月に1回はどこかに出かけているのか。
ここだけ見ると確かに私は引きこもっていないように見えるかもしれない。
だが待つんだ。
そもそもヒキコモリという観点から、この結果をもう一度見直してみる必要があるのではないか?

 さて、初めにヒキコモリという定義について考えよう。
ヒキコモリというのは辞書的な協議には色々とあるだろうあが、大まかに言えば一定の区域から外に出ないということではなかろうか?
その一定の区域というのは狭義では家であったり、部屋であったり、もしくは布団であったりするのだろうが、とりあえず一定の指定された区域からでなければ結局は同じことだ。

 次に話が幾分か飛躍するが、日本と世界について話を進めてみよう。
最近の日本は、兼ねてから言われているように画一化が進んでいる。
つまり日本全国どこに行っても同じような風景が見られるのだ。
なるほど、確かに福岡にいようと札幌にいようと、ヨドバシカメラのポイントは共通で使え、EDYで買い物をすれば200円gotoに1マイル加算されるというシステムは変わらない。
日本中の空港には青い尾翼と赤い尾翼の飛行機が必ず見られる。
 ほら、どうだろうか?
日本国内というくくりで見ると、実はどこに行ってもあまり光景が変わらないと言えるのではないだろうか?

 そして世界に目を転ずると、最近は地域ごとに結束し、文化や産業を共有・発展させようという試みが大変多い。
 例えば、EU(欧州連合)なりASEAN(東南亜細亜諸国連合)なり、UPFG(連邦政府)なりといった国際共同体はその地域の国々をある意味平準化していると言えるだろう。
つまり、極端な話をするとベルリンとパリの街並みの印象はヨーロピアンっぽいよねお一言でくくられ、台北と東京の差もあまり無くなってきているというのが実情だ。
賢明なる読者諸氏は、ここまで書けばもう私の言いたいことがお分かりだろう。

 世界の各地域ごとの景観もまた、似たり寄ったりになりつつあると言うことだ。

 さて、ヒキコモリに話を戻すと、前述の通り、ヒキコモリとは一定の区域で引きこもっている人を差す。
問題はその区域をどのように設定するのかと言うことだが、今までの私の理論を適用すれば、少なくともアジア一体はアジアという区域に設定されて然るべきだろう。

 つまるアレだ。
 私はアジアンヒキコモリ(Asia-Hikicomoly)だ。
しかし現在の世の中はヒキコモリの捉え方を間違っている。
いわば彼らは思想的ヒキコモリ(Logic-Hikicomoly:狭範囲認知症候群)といっても過言ではない。
アジアからでなければ所詮はヒキコモリに過ぎないのだ。

 もしかしたら読者諸氏はこう反論するかもしれない。
「東村氏の主張はおかしい」
ならば私は、こう問いかけよう。
「部屋に引きこもってる人間が、外、すなわち秋葉原に行ってヲタグッズを買い込んで帰ってきくることは、ヒキコモリの延長線ではないのかね?」と。
おそらく彼らは反論に詰まるであろう。
つまりはそういうことのなのだ。

 故に私はヒキコモリであり、決して行動的ではない。
さぁ、これから私を評するときは、必ずヒキコモリの東村氏という案配に、栄誉あるヒキコモリの称号を私に冠してくれたまえ。
posted by 東村氏 at 13:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 主張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月12日

東村言語体系演習

 今日は少し難しい話をしよう。

 法律、特に民法において”善意の第3者”という表現がよく使われる。
善意の第3者というと、何か親切なことをした他人であるかのような印象があるが、法律上のニュアンスは全く異なっている。

 法律的に言うところの”善意の第3者”とは、単に事情をしらないという人を差しているに過ぎない。
 このように法律用語は、一般の解釈と全く異なるニュアンスを持つ言葉が大量にあり、故に法律を学ぶ者を戸惑わせているのだ。

 さて、今日の記事は別にこのコトに対する愚痴を言いたい訳ではない。

 私がよく使う言葉は、世間一般からは東村言語体系と呼ばれ、一般の社会と一線を画していることがよく知られている。
そんな言葉の一つ”普通”について今日は論じていこう。
普通、すなわち世間ではnormalという英訳があてられているこの言葉はこのような用例で用いられる。

 ―――東村氏は普通ではない。
UPFG is abnormal.
 


 そう、普通という言葉には普遍性や社会的に肯定されているというニュアンスがあるのだ。
例文を同じ意味の日本語で言い換えてみよう。

 ―――東村氏は、おかしい。


 だが、東村言語体系に置いては普通という言葉は、否定的なニュアンスを持った言葉となる。
東村言語体系で例文を書いてみる。

 ―――東村氏は普通ではない。

 しかしこれは東村氏が世間一般からずれているということを表している訳ではないのだ。
東村言語体系におけるニュアンスを付加した上で、一般的な表現で表してみる。

 ―――東村氏は、突出している。

 さて、これはどういうことか?
普通という言葉に焦点を当ててみよう。
まず普通という単語を英訳すると、LOCAL と訳される。
さて、LOCALとは何か?それは各駅停車を指している。

 各駅停車と言えば、快速や特急に追い抜かれる非優等列車を指している。
ダイヤが混乱すれば途中で運転が打ち切られ、後ろから来る列車に道を譲り、投入される車輌の乗り心地は悪い。
いわば下々の乗るものだ。

 そう、ここまで書けば”普通”という言葉が、現実社会における底辺層を指す言葉であるということが分かるだろう。
ではここでもう一度例文を見てみよう。

 ―――東村氏は普通ではない。
UPFG is nonlocal.


 この文章は東村氏が、普通=Localな存在ではなく、例えば特別=Specialな存在であることを案に示していると考えられる。
例文を東村言語体系に従って書き換えてみよう。

 ―――東村氏は特快だ。
 UPFG is Special rapid service.


 つまり、私に対し、普通ではないという表現は賛辞に当たる訳だ。
なるほど、私はここ数年間ひたすら普通な存在であることを否定され続けてきたが、何のことはない。
実にツンデレ的な表現方法で私に対する敬意を表されていた訳だ。
そう考えるとなんだか気分が晴れ晴れしてきた。

 試験前の週末に勉強は全くしていないが、なんとかなるだろう。
私も又特別な存在なのだから。

 よし、今日はもうネリエール*1。
そして明日はアニメを見よう。


*1 東村言語体系における眠意を表す表現。
東村氏の使ってるティッシュがエリエールであるときに使われる表現。同義語ネルモア
*2 東村言語体系の使用人口は0に等しい。
posted by 東村氏 at 03:16| Comment(6) | TrackBack(0) | 主張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月09日

にんげんっていいな

 試験期間中になると更新頻度の増すTCXです>挨拶

 試験勉強のBGMにかの「まんが日本昔ばなし」の名曲、「にんげんっていいな」をかけていると不意に気がついた。
 この曲、とっても歌詞がネガティブだ。
 ここで歌詞を載せるとある日突然JASRACの者がやって来かねないので、グーグル先生あたりに質問して貰いたいが、なんだろうこのほのぼのとした描写の中にある一縷の物悲しさは。

 以前に取り上げた「まっくら森の歌」も同じだが、80年代子供向けの歌の歌詞は案外に大人でも考え込ませるものが多いような気がする。
 私の了解に基づく限り、この歌詞の一番は人間の様子を見ているくまの子(熊の子)の視点から、客観的に描かれている。初めのかくれんぼの辺りは遠くから遊んでいる風景を眺めている様子が描写される。
まだこの辺りは牧歌的な雰囲気が漂っている部分でもある。夕陽が沈みかけ、茜色に染まった空をバックに遊ぶ子供達と、すこし離れたところから眺めているくまの子(熊の子)。
……この風景を見ている熊の子は、もしかすると遊びの輪の中に入りたいのだろうか?
そう考えると実は初めからネガティブな雰囲気が漂い始めているのか…
、サビの著名な「いいな いいな にんげっていいな」の部分から歌詞に込められた感情が暴発する。
 そこにあるのは自分の手には決して届かない諦めを滲ませたある種の羨望である。
自分の手に入らない生活を夢想し、最後に「でんでん でんぐりがえって」も現状は変わらず、そのまま憧れに対し「バイ バイ バイ!」と決別をしてしまうのである。
 そして2番へ。
いきなりモグラがでてくるが、もうここからしてネガティブである。すなわち陽の光の当たらないモグラに視点を転換することで、この歌詞が語る世界観そのものが脚光を浴び得ない存在を象徴するものであることを暗に主張している。
 そして又も同じである。諦めを滲ませた羨望と、現実の待避が描写される。

 にんげんっていいなというこの名曲は、子供達に現実社会の厳しさをつきつける歌でもあったのだ。どうやっても格差の生じる社会構造のあり方が、無意識のうちに子供に刷り込まれていく。

 思えば私は幼少の頃よりこの曲が好きだった。そう、いつかはこの歌に歌われるような人間になりたいと渇望したものだった。
 だが現実はどうだろう?
 暖かい布団で眠るどころか差し迫る試験の為に満足に寝れるわけが……いや、寝てはいるのか。昨日は8時間くらい眠った気がする。
 みんなでなかくポチャポチャおふろこそ入ってはいないが、その気になればいつでも道後温泉に行くことくらいは出来る。

 そうか、私は勝ち組なんだ。
よし、試験対策はもうヤメだ!(試験勉強ではない)
単位も余裕だ。
勝ち組の私のことだ、何もやらずとも余裕で単位を取ることが出来るだろう。
ぼくも帰ろ。アニメへ帰ろ。

 こうして又しょうもない夜が更けていった。



参考文献
posted by 東村氏 at 04:07| Comment(3) | TrackBack(0) | 主張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月19日

童貞ペンギンの哲学

「あのさぁ……」
『ん?』
「ちょっといいかな?聞きたいことがあってね」
『ああ、構わない』
「君はこんな言葉を知ってるかい?」
「『飛べない鳥はただの鳥だ』昔の哲学者ガシム・ラヒの言葉さ」
『うん、聞いたことくらいならあるよ』
「鳥は空を飛ぶ」
「じゃあ、飛べない鳥は鳥じゃないのかい?」
『―――鳥だね』
「そう。鳥なんだ。飛べない鳥はただの鳥なんだよ」
『ペンギンとか?』
「そうか。ならダチョウだってそうなるね」
『―――ダチョウか。フラメンゴの存在を忘れてはいけない』
「ああ、そうだった。それは大切なポイントだ」
『疑問は解消したかい?』
「うん。ありがとう」
「ただね……」
『―――ただ?』
「もう一つ聞きたいんだ」
『まだ夜は長い。君に付き合うさ』
「うん、ありがとう。」
「飛べない鳥はただの鳥なら、飛べない魚はただの魚なのかい?」
『魚だろう』
「じゃあ飛べる魚は?」
『トビウオさ』
「なるほど」
「あのさ、トビウオって飛べるのかな?」
『―――何が言いたい?』
「ああ、気を悪くしたらゴメン」
「ただね、ちょっと思ったんだけど」
『いいよ、べつに怒ってもいない』
「じゃあ続けるけど……」
「トビウオってさ、跳ねてるだけじゃない?」
『―――ああ、いや―――それはそうなのかも、―――しれない』
「跳ねるだけならマグロにだってできるよ」
『―――そうだな』
「ひょっとして、トビウオはただの魚なんじゃないか?」
『トビウオは魚だよ。鳥じゃない』
「じゃあ飛べない魚は魚なんだから、トビウオが魚である以上トビウオは空を飛べない訳なのかな?」
『それは君が指摘した通りさ。跳ねているだけ』
「うん、確かに僕はそう言った」
「でもね、名前はトビウオなんだ」
『そうだ』
「だからトビウオは跳ねているんじゃない。飛んでいるんだ」
「飛べない魚はただの魚さ。じゃあ飛べる魚は……?」
『つまりトビウオは魚じゃないとでも言いたいのかい?』
「いや……でも、飛べない鳥はただの鳥なんだよね」
『ペンギンとかね』
「そのペンギンは……ひょっとしてトビウオを食べるんじゃないかい?」
『―――新しい可能性、か』
「そう、これは新しい可能性なんだよ」
「飛びながら魚であるトビウオと、飛べないながら鳥であるペンギン」
『そこに何を見いだす?』
「ペンギンは空を飛べない」
『その通りだ。それは何度も繰り返し確認した』
「うん、でももう一度だけ確認したかったんだ」
「今、気がついたんだよ。ペンギンは跳ねることなら出来るんじゃないかい?」
『―――――――――出来る』
「じゃあ言い換えてみるよ」
「そう、跳ねるという意味ではペンギンとトビウオは同じ存在なんだ」
『なるほど、筋は通っている』
「だから飛べない鳥というのは飛べる魚と言うことなんだ」
「そこには跳ねるという共通点があるんだよ……」
『そして?』
「もしかすると、飛べない鳥なんて初めからいないのかもしれない」
「いや、きっといなかったんだ」
「飛べない鳥は鳥なんかじゃない、魚なんだよ」
『いや、待て。ペンギンは魚かい?』
「そう、魚なんだよ!」
「あの白黒の姿をみてごらん、イルカと同じじゃないか!!」
『イルカは、―――イルカは魚じゃ、ないー』
「………そう…だった…ね……」
「ああ、結局飛べない鳥はいったいなんなんだろう……」
『その答えは簡単さ』
『いいかい、飛べない鳥はただの鳥なんだよ』
『つまり――――――鳥なのさ』


posted by 東村氏 at 00:07| Comment(0) | TrackBack(1) | 主張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月08日

今年の抱負

さて、新年があけた。
今年初めの更新は、私の2006年の抱負を語りたいと思う。


1 航空産業の重点化
2006年1月2日、かねてから東京訪問中の東村氏は、ヨドバシカメラマルチメディア新宿西口ホビー館にてANA WING COLLECTIONを箱買いし、現在官邸(東村邸)には全日空機の1/500が14機が整然と並び、デスクトップエアポートの整備が着々と進んでいる。
このような現状を踏まえ、今年は航空産業の育成に力を注ぎたい。

具体的には……

マイレージ獲得
・ANAカードへの切り替え&毎月限度額突破
・EDY決済のさらなる拡大

航空機の拡大
・航空機モデルコレクションの増強

航空会社グッズの整備
・機内誌購読
・航空会社ロゴ入りグッズの日常的利用(→ 航空貴族化)


2 赤字ゲームの解消
昨年を振り返ると、ゲームの購入数とプレイ数を比較すると前者が多く、赤字ゲームが拡大する傾向があった。
今年は積極的にゲームをプレイし、赤字ゲームを解消したい。


3 官邸の整備
昨年実施したUPFGルネッサンス計画により、官邸の居住性が大幅に改善された一方で、一部家具の不足が顕著となりつつある。
特に年々増加する同人誌を所蔵する為に文部省庁舎(本棚)の増築を本年は実施したい。
また睡眠環境の高級化を図る為に、スプリングベッドマットの導入を検討する。


4 UPFG西進計画
昨年の外遊実績を以下に示す。

札幌都市圏:2回
仙台都市圏:1回
東京首都圏:9回
中京都市圏:6回
関西都市圏:計測中
広島都市圏:2回
福岡都市圏:3回

このように関西以東地域の訪問地域は東海道沿線地域と比べると著しく少ない。
寄って今年は福岡都市圏を5回、広島都市圏を3回訪問するという目標を掲げ、UPFGの西日本におけるネットワークの拡大したい。


以上
posted by 東村氏 at 18:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 主張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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