2006年10月14日

第27次東京旅行記録V

11 【厚木の朝】
 カーテンの隙間から漏れる光は、部屋の中を薄暗く浮かび上がらせている。
東村が目を開けると、手を伸ばせばすぐ届く距離にぷろふぇっさ(さくらい)が寝ている。
時計は朝の8時前を指している。
大丈夫、まだ余裕がある。
東村はまどろみの中へと引き戻された。

12 【代々木上原の制限】
 東村ら一行は、駅に向かって走っていた。
まだ時間があるさと悠々と部屋でくつろいでいたら、時間が足りなくなってしまったのである。
予め押さえておいた小田急HiSEの展望席、10:35本厚木発のはこねの特急券を無駄にしない為に、改札をくぐった段階であと3分。
ふぅ、と一息を着いてエレベーターでホームへとあがると、丁度はこねが入線してきたところであった。

 東村はいい年齢をしているにも関わらず子どもの様に、車内ではしゃいでいる。
隣の席に座った乗客が彼を一瞥し、失笑しているが彼は意に介していない様子である。
パムパム君も予想外の展望に、しきりに携帯で写真を撮影している。
デジカメで延々と動画を撮り続ける様子を見て、さて、ぷろでふぇっさ氏は何を思うのか―――


12 【新宿】
 先行する普通列車のせいで、特急は5分ほど遅れながら新宿駅に到着した。
小田急新宿駅の地下にあるTRAINSで小田急の下敷きを買い求め、ヨドバシカメラへ行く。
高速バスターミナルの横の道でいきなり東村が躓く。
器用にも、敷き詰めてある敷石の僅かなでっぱりに足を取られた様子である。
―――まるで、この旅行の行く先を暗示するかの様に。

 ヨドバシカメラの店内で鉄道模型やプラモデル、食玩などを見ている内にすぐに時間がたってしまう。
まさにヨドバシカメラは時間泥棒である。
東村は溜まったポイントでANA WING COLLECTION を買い求めている。(18個目)
彼は理解しているのだろうか?
そのようなことをやっているから金がなくなるのだ。



13 【上野】
友達の少ない東村ではあるが、それでも世界有数の人口密集地帯である東京首都圏には幾人かの友人が居る。
その1人と待ち合わせの場所は上野駅。
いつも通り約束から10分ほど遅れ、東村は上野駅に降り立った。
改札付近で東村を待つのは、一見ヲタクには見えない学生風の若者。
事実彼はヲタクではない。
東村と7年以上も会っていない小・中学校時代の友人である。


posted by 東村氏 at 01:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 外遊記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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