『これは珍しい。君がこんな所にいるなんてね』
「僕だって毎日引きこもってばかり居る訳じゃない。コミケにだって行けるさ」
『へぇ、コミケかぁ……もうそんな時期なんだね。何かおすすめはあるかい?』
「もちろんさ。あのこの間の夏コミで在庫の山を作っていた“秋葉原大学”が新刊を出すらしいよ。これはチェキだね」
『へぇぇ、新刊は200円で東村氏の書き下ろし論文が3本にゲスト原稿が5本も入っているのか。これはお買い得だ』
「31日の東2ホールのR44bで売ってるってさ」
『え? もう一度言ってくれよ』
「最終日の東館、2ホールのR44bだよ」
『よし、東R44bと。委託とかはないのかい?』
「31日東O55bの愛媛大学萌学研究会にも委託するってさ」
『じゃあコミケ最終日は東R44bと055bを廻れば東村氏の新刊が手に入るんだな』
「そういうことさ」
『萌研の機関誌“愛HiME”も200円で販売か。これは合わせて買いたいね』
「そうこなくっちゃ。秋葉原大学では夏コミに出た萌例タイムズの既刊も準備してあるよ」
『本当かい!?もう絶版になったというから手に入らないと思っていたよ!』
「今回が最後の頒布だろうね。60Pで300円だから安いもんさ」
『これはもう買い逃すと後がないね!』
「お、どうやら取り置きサービスがあるらしいよ。メールで連絡するとちゃんと取っておいてくれるらしいぜ」
『そいつは素晴らしい!間違いなく新刊と既刊が合わせて手に入るんだね!!』
「じゃあ僕はそろそろ行くよ。今から青春18切符でビックサイトまで行くからね」
『じゃあ会場で逢おう!』